このサイトでは、私が予備校での対面授業で行う生徒とのやり取りを、可能な限り再現することを目指して記事を書いています。
先生
はじめまして。「先生」です。
ゆうじ
よろしくお願いします!
「先生」と「ゆうじ」君が目指すもの
・問題を読み解くこと
・問題を類型立てること
・知識が不足している、あるいは知識を忘れているときに、適切に参照できること
私が授業をする際、知識を入れる段階では一方的にお話することもありますが、基本的に問題を解こうとするときには生徒に問いかけをし、一緒になって解決策までたどり着きます。
生徒にとって難しい問題に取り組むとき、教示側から一方的に解法アルゴリズムのようなものを提示し、それに従って華麗に解くことを見せつけるような授業をすることは見栄えのいいものかもしれません。しかし、そこにある面白味はスポーツ観戦をしている面白味と同種のものでしょう。私が求めるのは、生徒が自分で手と頭を動かし、自分自身が主体的に取り組む面白さを感じてもらうことです。生徒の本来持っている自然な発想を尊重しながら、無理なく問題を解きほぐしていけるのが私の理想です。
ブログでは対面授業と違って質問がすぐにできないですから、記事では可能な限り優しく語りかけるように書いています。しかしときどき突き放すように考えさせることもあるでしょう。
私の理念のようなものは記事の中で補足していきますが、まずは「ゆうじ」くんという同級生と一緒になって授業を受けているつもりになってください。彼に後れを取らないように頑張りましょう。